科学技術とアントレプレナーシップ – 2021年春クオーター (WBS)

2021年度春クオーター

「科学技術とアントレプレナーシップ」

シラバス

2021年2月8日現在

(暫定版)

お金を出して魚を買うのではなく、魚の釣り方を学びたいと思う人へ

解説: 昨年度の授業風景

 

  • 授業担当者: 牧 兼充 (kanetaka@kanetaka-maki.org)
  • オフィス: 早稲田キャンパス11号館1136号室
  • 学期・曜日・時限: 春クオーター / 土曜日 / 5限(16:30-18:00)、6限 (18:15-19:45)  [議論の進行により延長する場合あり]
  • 教室:  TBD (対面・オンライン併用/ハイフレックス対応予定)
  • ティーチング・アシスタント: 天野 達郎 & 藤居 善之
  • 授業に関する連絡先: ste-evening-staff@kanetaka-maki.org 
  • このシラバスはあくまで暫定版であり、今後必要に応じて変更する。

 

1. 授業概要
  • 大学を中心とした研究機関から創出される科学技術は、新事業創造のための「知」の源泉である。本講義においては、研究機関において、科学技術に関する「知」がいかにして産み出され、またその産み出された「知」からいかにして、ベンチャー企業を含めた産業が創出されるのかについて扱う。この授業では、社会科学 (経済学、経営学等)の先端的な研究をベースに、科学技術に関するビジネス及び政策について議論する 。
  • この授業は、米国の大学院で一般的なセミナー形式である。毎回講師がその分野の先端的な定量分析の英語の論文を3本程度指定し、履修者は毎週少なくとも1本は、事前にその論文を読み込むことが求められる。また学期を通じて数回程度、履修者は指定された論文の概要をプレゼンテーションにまとめ、発表することが求められる。各回は、講師による講義、学生による発表、論文の内容に関するディスカッション により構成される。最終課題として、定量分析を前提とした研究計画の発表が求められる。
  • この授業は、本来であれば博士課程レベルの内容をMBAの学生に提供するものであり、負荷の高い授業であることが予測されるので、そのことを了解した者のみ履修して欲しい。WBSにおいて、もっとも負荷の高い授業であると自負している。
  • この授業は、「科学技術とアントレプレナーシップ」分野の論文を中心に扱うが、実質的には「社会科学のための定量研究法」の授業でもある。負荷が高い授業ではあるが、定量研究の手法の基礎を身に着けるために、効率の良い方法かも知れない。
  • この授業は2020年度を持って廃止することを現在検討中である。2021年度は開講されない可能性があるので留意されたい。
  • 今年度はCOVID-19対応のため、対面・オフライン併用、教室からも自宅からも参加可能なハイフレックス形式を採用する予定である。COVID-19は新しい実証研究論文の宝庫でもあり、2021年度における課題に関するトピックも新たに盛り込む
2. 授業の到達目標
  • 科学技術とアントレプレナーシップの研究分野に関する必要な知識を体系的に理解する
  • 科学技術とアントレプレナーシップに関する理論を実務へ応用できるようになる
  • 科学技術とアントレプレナーシップの研究分野に関する”state of the art”(最先端の知見)を理解する
  • 定量分析の論文を読む込みためのスキルを身につける
  • 定量分析の論文の妥当性を評価するためのスキルを身につける
  • 修士論文に相応しい研究テーマを見つける
  • 修士論文をまとめるにあたって必要な研究を行うためのスキルを身につける
  • ビジネススクール修了後も自分の力でアカデミックな理論を学び続ける力を身につける

3.事前・事後学習の内容

  • 各回の授業では、予習として指定された英語の論文3本のうち少なくとも1本読み込んでくることが求められる。この予習には英語が得意なものであれば各回3時間程度、英語が苦手な者であればそれ以上の時間を割くことが必要となる。履修者による論文のプレゼンテーションの準備には、英語が得意なものであれば5時間程度、英語が苦手な者であればそれ以上の時間を割くことが必要となる。最終課題は、3時間程度の準備が想定される。
  • 英語が得意でないものは極めて負荷の高い授業である。また定量論文を読み込むためには、因果関係の推論などの科学的な思考力が求められる。その訓練をあまりしていない者は、他の履修者よりもより準備に時間を割いてもらうことが前提となる。

4. 授業計画 

  • 授業開始前の予習 (オプション)
    • 可能であれば、「事前予習」に掲載されている文献を事前に読みこむこと。ただしマストではない。
    • 内容については、授業開始前に理解できなくても、授業を受けながら並行して学ぶので構わない。
  • 自習課題(1) [ビデオ] (締め切り: 4/10の授業前までに終えることが望ましいが、成績上は4/17授業前まで)
    • 定量研究の基礎
  • 第1・2回 (4/10)
    • イントロダクション
    • この授業を学ぶ意義 (TAより)
    • 科学的思考法のディスカッション
    • 特別トピックA: 科学的思考法とアントレプレナーシップ
  • 自習課題(2) [ビデオ] (締め切り: 4/24授業前まで)
    • 実証研究の具体的事例
  • 第3・4回 (4/17)
    • トピック1: イノベーションは誰が担うのか?: 大企業 vs 小企業
    • トピック2: 起業家はどこから生まれるのか?
  • 自習課題(3) [オンライン教材] (締め切り5/8授業前まで)
    • Harvard Business Publishing – “Mathematics for Management Online Course: Statistics Section”
  • 第5・6回 (4/24)
    • トピック2: 起業家はどこから生まれるのか? (続き)
    • トピック3: なぜ科学技術の知は特定の地域に集積するのか?
  • 第7・8回 (5/1)
    • トピック4: スター・サイエンティストはなぜ重要なのか?
    • トピック5:なぜアントレプレナーの活動は特定の地域に集積するのか?
  • 第9・10回 (5/8)
    • トピック6: アントレプレナーの活動を促進するものは何か?
    • トピック7: ベンチャー・キャピタルはなぜ重要か?
  • 第11・12回 (5/15)
    • トピック8: インセンティブは発明とビジネス化にどの程度重要なのか?
    • トピック9: 研究者のキャリアとインセンティブ
  • 自習課題(4) [ビデオ]  (締め切り:5/22)
    • 科学的実験のデザイン手法
  • 第13・14回 (5/22)
    • トピック10: 大学発ベンチャーを育む仕組み
    • 科学的実験のデザイン (特別講演)
  • プレゼンテーション(締め切り:5/29)
    • 実務に関する科学的実験のプレゼンテーションを3分のビデオに録画し提出。全員に共有。
  • 第15回 (5/29)
    • 特別トピックB: COVID-19関連論文
    • Wrap-up
  • 最終レポート提出 (締め切り: 6/12)

*このコースは、授業の前半の理解が極めて重要である。前半が理解できなければ、後半が理解できる可能性は低い。従って、前半に多くの課題を配置する”front-loaded”形式を採用している。前半を乗り切ることができれば、後半の負荷は低くなるはずである。

5. 教科書

  • 授業担当者が厳選した論文リストを提供する。履修者にはDropboxを活用してオリジナルのPDFを提供する。
  • Harvard Business Publishingによるオンライン教材
  • 牧兼充著、「サイエンスとイノベーションの経営学」、東洋経済新報社、forthcoming

6. 参考文献

  • 中室牧子・津川友介著、「原因と結果の経済学」、ダイアモンド社 [第1章、第2章、第3章]
  • 入山 章栄 著、「世界の経営学者はいま何を考えているのか – 知られざるビジネスの知のフロンティア」、英治出版 [第6章]
  • 山本勲著、「実証分析のための計量経済学」、中央経済社 [第1章、第2章、第3章、第4章]
  • 森田果著、「実証分析入門」 、日本評論社 [第9章]
  • 伊藤公一朗、「データ分析の力 因果関係に迫る思考法」、光文社新書 [第5章、第3章]
  • Ewing Marion Kauffman Foundation. 2018 State of the Field Distilling the Universe of Entrepreneurship Research. http://www.stateofthefield.org/
  • 過去の履修者が作成したデータセット一覧

7. 成績評価方法

  • 以下のいずれかの場合にポイントを加点する。
    1. オンライン授業に参加、もしくは収録ビデオをみた上で、クラス貢献シートを期限までに提出 (授業でアナウンスするmagic wordを記載のこと)
    2. 自習課題に関するクイズを受けて合格
    3. 事前課題である論文のサマリーシートを期限までに提出
    4. 授業内で論文のプレゼンテーションを行う
    5. 他の受講生の学習に繋がる貢献 (授業、レポート、オンライン・ディスカッションなどの内容)。”Leave no one behind”: 全ての人が参加できるような環境作りへの貢献。
  • 15点を獲得することでBを保証する。
  • 最終成績における1-5の配分は担当教員が授業終了時点に決定する。加重配分を行い合計点を算出した上で、WBSの定める相対スケールで成績をつける
  • 授業における加点状況は随時Moodle上で履修者にフィードバックする。各自随時状況を確認すること。授業終了後、最終回の授業から1週間以内に全加点状況を確認し、修正が必要な場合には連絡すること。連絡がない場合は同意したとみなす。二次登録を含めて、授業の途中から履修を追加した場合には、履修確定までの加点がシステム上反映されないケースがある。必ず加点状況を確認すること。
8. 備考・関連URL
  • 最新版のシラバスはウェブにて公開されている。常にそちらを確認すること。このシラバスは今後適宜変更を行う。
  • 第1回、第2回の事前課題は1ページサマリーの提出は必要としない。
  • 授業は全てディスカッション形式である。必ず各回の授業の準備をしっかり行ってくること。議論の質は担当教員の力以外にも、履修者の準備の量によって規定される。
  • この授業は、時間通りに開始し、可能な限り時間通りに終了する。授業の質を下げないために、履修者は時間を守ること。全授業に出席することを前提としている。もし欠席する場合には、授業のスタッフMLまで事前に連絡すること。欠席した際には、カバーした内容を自分で責任持って学習すること。
  • 各回の授業終了後には懇親会を開催する。授業後に読んだ論文の議論や各自の研究テーマの議論をすることは有益である。
  • この授業ではLearning Communityの構築を目指して、過去の履修者にメンターとして、ご協力いただきます。過去の履修者が授業に参加する場合があるので、あらかじめご了解ください。
  • 授業に関する問い合わせは必ずスタッフMLまでメールにて送ること。教員個人のFacebook Messengerへは授業に関する問い合わせは送らないこと。
  • 授業担当者の個人サイト : http://www.kanetaka-maki.org/
9. オンライン授業の注意事項
  • オンライン授業は時間のコントロールが難しく、時間通り終了できない可能性もある。あらかじめ了解いただきたい。
  • オンライン授業で最も重要なのは音質である。PC付属のマイクやスピーカーを使わず、ヘッドフォンを活用いただきたい。
  • カメラにより顔を見せることで教室の臨場感を出すことができる。義務ではないがご協力いただきたい。
  • 可能な限り静かな場所で授業に参加いただきたい。
  • インクルーシブな授業の実現 (特に、聴覚障害者への配慮)のため、なるべくクリアな音声の環境と、全員の口の動きが見える環境作りにご協力いただきたい。
  • 全ての授業は録画し、欠席者が見れるようにする。
  • ネット環境の多様性を考慮し、オンデマンドによる学習での参加でも、Bはとれるような成績の仕組みとする。
  • オンライン授業における集中力を高めるために、履修者の皆さんは対面授業以上に積極的に参加いただきたい。特にチャットでの意見を出したり、頷きなどを含めた顔の表情を豊かにして、シグナリングを送って欲しい。
  • オンライン授業は、同期だけではなく、非同期のインタラクションが学習効果を高めるために重要である。積極的に議論に貢献して欲しい。
  • 授業終了後の飲み会ができないので、授業終了後はそのままZoomを接続し、オフィスアワーとして質問などを受け付ける時間とする。自由参加なので、必要に応じて活用して欲しい。
  • “Leave no one behind”: 積極的に他者の学習に貢献していただきたい。

10. 課題文献

  • 赤字は今年度新たに加わった文献
  •  事前予習
    • 中室牧子・津川友介著、「原因と結果の経済学」、ダイアモンド社 [第1章、第2章、第3章]
    • 入山 章栄 著、「世界の経営学者はいま何を考えているのか – 知られざるビジネスの知のフロンティア」、英治出版 [第6章]
    • 山本勲著、「実証分析のための計量経済学」、中央経済社 [第1章、第2章、第3章、第4章]
    • 森田果著、「実証分析入門」 、日本評論社 [第9章]
    • 伊藤公一朗、「データ分析の力 因果関係に迫る思考法」、光文社新書 [第5章、第3章]
  • トピック1: イノベーションは誰が担うのか?: 大企業 vs 小企業
    • J. Acs, Audretsch, D.B. 1988. Innovation in large and small firms: an empirical analysis. The American economic review 678-690.
    • Haltiwanger, et al. 2013. Who creates jobs? Small versus large versus young. Review of Economics and Statistics. 95(2) 347-361.
    • Guzman, Stern, S. 2015. Nowcasting and Placecasting: Entrepreneurial Quality and Performance. University of Chicago Press.
    • 参考:  牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第3章: 「イノベーションは誰が担うのか」)、forthcoming
  • トピック2: 起業家はどこから生まれるのか?
    • Giannetti, Simonov, A. 2009. Social interactions and entrepreneurial activity. Journal of Economics & Management Strategy18(3) 665-709.
    • Lerner, Malmendier, U. 2013. With a little help from my (random) friends: Success and failure in post-business school entrepreneurship. Review of Financial Studies hht024.
    • Azoulay, P., C. C. Liu, and T. E. Stuart. 2017. Social influence given (partially) deliberate matching: Career imprints in the creation of academic entrepreneurs. American journal of sociology 122:1223-1271.
    • 参考: 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第4章: 「企業家はどこから生まれるのか」)、forthcoming
  • トピック3: なぜ科学技術の知は特定の地域に集積するのか?
    • G. Zucker, Darby, M.R., Brewer, M.B. 1998. Intellectual human capital and the birth of US biotechnology enterprises. Am Econ Rev. 88(1) 290-306.
    • G. Zucker, Darby, M.R., Armstrong, J.S. 2002. Commercializing knowledge: University science, knowledge capture, and firm performance in biotechnology. Management Science. 48(1) 138-153.
    • G. Zucker, Darby, M.R. 2001. Capturing Technological Opportunity Via Japan’s Star Scientists: Evidence from Japanese Firms’ Biotech Patents and Products. The Journal of Technology Transfer. 26(1/2) 37-58.
    • 参考: 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第6章:「科学技術の知はなぜ特定の地域に集積するのか」)、forthcoming
  • トピック4: スター・サイエンティストはなぜ重要なのか?
    • Azoulay, Graff Zivin, J., Wang, J. 2010. Superstar extinction. Quarterly Journal of Economics. 25 549-589.
    • Oettl. 2012. Reconceptualizing stars: Scientist helpfulness and peer performance. Management Science. 58(6) 1122-1140.
    • Azoulay, Pierre, Christian Fons-Rosen, and Joshua S. Graff Zivin. “Does science advance one funeral at a time?.” American Economic Review 109.8 (2019): 2889-2920.
    • 参考:  牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第5章: 「スター・サイエンティスト」)、forthcoming
  • トピック5: なぜアントレプレナーの活動は特定の地域に集積するのか?
    • Agrawal, Cockburn, I., Galasso, A., Oettl, A. 2014. Why are some regions more innovative than others? The role of small firms in the presence of large labs. Journal of Urban Economics. 81 149-165.
    • Fallick, Fleischman, C.A., Rebitzer, J.B. 2006. Job-hopping in Silicon Valley: some evidence concerning the microfoundations of a high-technology cluster. The Review of Economics and Statistics. 88(3) 472-481.
    • Casper. 2007. How do technology clusters emerge and become sustainable?: Social network formation and inter-firm mobility within the San Diego biotechnology cluster. Research Policy. 36(4) 438-455.
    •  参考: 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第7章: 「なぜ起業活動は特定の地域に集積するのか(1))、forthcoming
  • トピック6: アントレプレナーの活動を促進するものは何か?
    • Yu, Sandy. “How do accelerators impact the performance of high-technology ventures?.” Management Science (2019).
    • K. Agrawal, Catalini, C., Goldfarb, A. 2011. The geography of crowdfunding. National Bureau of Economic Research.
    • Di Gregorio, Shane, S. 2003. Why do some universities generate more start-ups than others? Research Policy. 32(2) 209-227.
    • 参考: 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第8章: 「なぜ起業活動は特定の地域に集積するのか(2))、forthcoming
  • トピック7: ベンチャー・キャピタルはなぜ重要か?
    • N. Kaplan, Sensoy, B.A., Strömberg, P. 2009. Should investors bet on the jockey or the horse? Evidence from the evolution of firms from early business plans to public companies. The Journal of Finance. 64(1) 75-115.
    • Hellmann, Schure, P., Vo, D. 2013. Angels and Venture Capitalists: Complements or Substitutes? NBER Working Paper.
    • Ewens, M., Nanda, R., Rhodes-Kropf M. Cost of Experimentation and the Evolution of Venture Capital. NBER Working Paper
    • 参考: 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第9章: 「ベンチャーキャピタルはなぜ重要か」)、forthcoming
  • トピック8: インセンティブはイノベーションにどの程度重要なのか?
    • Azoulay, Graff Zivin, J.S., Manso, G. 2011. Incentives and creativity: evidence from the academic life sciences. The RAND Journal of Economics. 42(3) 527-554.
    • Ederer, F., and G. Manso. 2013. Is pay for performance detrimental to innovation? Management Science 59:1496-1513.
    • Graff-Zivin, Joshua, and Elizabeth Lyons. The Effects of Prize Structures on Innovative Performance. No. w26737. National Bureau of Economic Research, 2020
    • 参考: 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第10章: 「インセンティブは発明とビジネス化にどの程度重要なのか」)、forthcoming
  • トピック9: 研究者のキャリアとインセンティブ
    • Thursby Fuller, A.W., Thursby, M. 2009. US faculty patenting: Inside and outside the university. Research Policy. 38(1) 14-25.
    • Roach, Sauermann, H. 2010. A taste for science? PhD scientists’ academic orientation and self-selection into research careers in industry. Research Policy. 39(3) 422-434.
    • Singh, Jasjit, and Lee Fleming. “Lone inventors as sources of breakthroughs: Myth or reality?.” Management science 56.1 (2010): 41-56.
    •  参考: 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第11章: 「大学はイノベーションを促進するのか」)、forthcoming
  • トピック10: 大学発ベンチャーを育む仕組み
    • Shane, Stuart, T. 2002. Organizational endowments and the performance of university start-ups. Management Science. 48(1) 154-170.
    • Lerner. 1996. The government as venture capitalist: The long-run effects of the SBIR program. National Bureau of Economic Research.
    • Howell, S. T. 2017. Financing innovation: evidence from R&D grants. American Economic Review 107:1136-1164.
    • 参考: 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第12章:「大学発ベンチャーはイノベーションを促進するのか」)、forthcoming
  • 特別トピックA: オンライン授業は対面授業と同等の効果があるのか?
    • Wallace, Patricia E., and Roy B. Clariana. “Achievement predictors for a computer-applications module delivered online.” Journal of Information Systems Education 11.1 (2020): 3.
  • 特別トピックB: COVID-19の実証研究論文を読む
    • 現在、選考中
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11. 授業履修に際しての Honor Code

  • 早稲田ビジネススクールの定める「WBS 授業履修に際しての Honor Code」を遵守すること。
  • 本授業におけるHonor Code
    • 全ての課題については、履修者同士で相談しても構いません。必要に応じて、グループで議論することを推奨する。

12. “Equity, Diversity, and Inclusion”の尊重

  • この授業は、インクルーシブであることを前提としている。
  • この授業では、すべての学生が、人種、自認する性別、性的指向性、社会的地位、年齢、障害の有無、宗教、出身地域、国籍、言語の得意・不得意、その他個々人の多様性を生み出すものすべての観点において、同等に学ぶ権利を提供することを目指す。
  • この授業がインクルーシブであるほど、多様性が生まれ、イノベーションや創造性が強化され、皆さんの学びの体験が向上する。インクルーシブな授業の実現のためには、履修者の皆さんのご理解が不可欠である。どうか積極的に参加し、助け合って、そして皆さんのピアのことの理解を深めていただきたい。
  • 多様性、人とは違うということを相互にリスペクトし、それを強みにして、より良いラーニング・コミュニティを築いていくことを目指す。

13. 授業担当者が罹患などにより授業を継続できなくなった場合の対応方法

  • その時点で同期型の授業はストップする。
  • 各回の参考文献 (牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」、forthcoming)のサマリーをまとめて提出することにより、授業出席の代替とみなす。
  • 長内先生に代行(いわゆる臨時代理)を依頼し(ただし、本人未承認)、長内先生指示のもとに、TAの協力のもと、成績付けを行う。

14. 過去の学生の感想 (STE Relay Columnより):