GCPJ-WBS Innovation Execution (iX) Fundamentals 2023 Series 01

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GCPJ-WBS Innovation Execution (iX) Fundamentals

(This program is powered by content from Stanford Online)

2023 Series 01

シラバス

2023年5月18日現在

主催: Global Catalyst Partners Japan、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター、Global Innovation Catalyst
担当者: 牧 兼充 (kanetaka@kanetaka-maki.org)
期間: 2023年5月17日(水) – 2023年8月9日(水)
形態: オンラインビデオ (8モジュール) + 対面ワークショップ (6回)
教室:  早稲田大学早稲田キャンパス3号館 202教室

 

1.プログラム概要

Global Catalyst Partners Japan、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター、Global Innovation Catalystの3者は共同で、Innovation Execution (iX) Fundamental Programを提供する。このプログラムは、Stanford Online Idea-to-Market Programとのコラボレーションに基づいて、オンラインビデオの学習とプロジェクトベースのワークショップを組み合わせることにより、受講者の新規事業やスタートアップの立ち上げをサポートすることを目的としている。

2.プログラムの到達目標

プログラム終了時に以下のスキル・知識を身につけていることを目標とする。

  • 新規事業に関する基礎知識の体系的理解
  • 新規事業の構築法
  • 新規事業の市場性の評価方法
  • ビジネス・ピッチ

3. 事前・事後学習の内容

  • 各ワークショップまでに、基礎知識習得のためのオンデマンドビデオの視聴と確認クイズを完了すること。
  • グループごとに、新規事業案を構築し、最終回におけるプレゼンテーションを準備すること。
  • オンラインビデオの最終クイズ
  • その他、各ワークショップの準備のための事前課題

4.授業計画 (主なトピック)

  • A1 Business Opportunity Assessment (ビジネス機会の評価)
  • A2 Product Market Fit (プロダクトマーケットフィット)
  • A3 Business Model Architecture (ビジネスモデルの構築)
  • A4 Go-to-Market Strategies (市場参入戦略)
  • B1 Product Development & Execution (商品開発・実行)
  • B2 Planning & Milestones (計画とマイルストーン)
  • B3 Venture Capital & Equity Investing (ベンチャーキャピタル&エクイティ投資)
  • B4 Pitching & Storytelling (ピッチング&ストーリーテリング)
  • Final Presentation (最終プレゼンテーション)

5.教材

  • Stanford Onlineが提供するオンラインビデオ (Matrixよりアクセス)

6.スケジュール・課題など

第1回 (5/17 19:00-21:00): アイスブレイク / オリエンテーション / ビジネス・アイディアの創出
トピック
  • プログラムの趣旨説明 – 大澤 弘治氏 (Global Catalyst Partners Japanマネージング・ディレクター兼共同創設者)
  • オリエンテーション (GCPJ事務局)
  • アイスブレイク
  • ビジネス・アイディアの創出 / ブレインストーミングの手法
事前課題
  • シラバスに目を通し、授業の概要について理解しておくこと。
* 5/17 セッション終了後、懇親会を開催。
第2回 (5/31 19:00-20:30): SSIモデルの理解 / ビジネス機会の評価
トピック
  • ケース・ディスカッション「Global Catalyst Partnersのオープン・イノベーション(A)」
  • SSIモデルの理解 (大澤氏講演 / Q&A)
  • A1 Business Opportunity Assessment (ビジネス機会の評価): 復習
  • ビジネス機会の評価ワークシート
事前課題
  • 以下のモジュールについて、オンラインビデオを視聴し、確認クイズを完了すること。
    • A1 Business Opportunity Assessment (ビジネス機会の評価)
  • グループで、5個のビジネス・アイディアを創出し、その概要をまとめてくること。それぞれのアイディアについて以下の4つの設問に簡単に答えること。
    1. アイディアの概要
    2. ユーザの困りごと
    3. アイディアの便益
    4. アイディアを活用することによるユーザの変化
  • ケース「Global Catalyst Partnersのオープン・イノベーション(A)」を読み込み、以下の設問について議論の準備をしてくること。
    1. 日本の大企業において、イノベーションが進まない理由は何か?何が阻害要因か?
    2. SSIモデルはどんな仕組みで、日本の大企業におけるイノベーションの阻害要因をどのように解決しているのか?
    3. SSIモデルが持つ潜在的なリスクは何か?
    4. あなたが日本の大企業のイノベーション、新規事業創出担当者であると仮定し、このSSIモデルをどのように活用できるか?
第3回 (6/14 19:00-20:30): プロダクトマーケットフィット / ビジネスモデルの構築 / 個別メンタリングI
トピック
  • A2 Product Market Fit (プロダクトマーケットフィット): 復習
  • A3 Business Model Architecture (ビジネスモデルの構築): 復習
  • プロトタイプの定義・仮説の構築
  • マーケットサイズの計算
  • 仮説の構築と検証手法ワークシート
  • 個別メンタリングI (ビジネス・アイディア)
事前課題
  • 以下のモジュールについて、オンラインビデオを視聴し、確認クイズを完了すること。
    • A2 Product Market Fit (プロダクトマーケットフィット)
    • A3 Business Model Architecture (ビジネスモデルの構築)
  • グループで、個別メンタリングを受けるための発表資料を作成してくること。3つのそれぞれのアイディアについて、ビジネス機会の評価を行うこと。
第4回 (6/28 19:00-20:30):  市場参入戦略 / 商品開発・実行 / 個別メンタリングII
トピック
  • A4 Go-to-Market Strategies (市場参入戦略): 復習
  • B1 Product Development & Execution (商品開発・実行): 復習
  • 個別メンタリングII (仮説と検証の手法)
事前課題
  • 以下のモジュールについて、オンラインビデオを視聴し、確認クイズを完了すること。
    • A4 Go-to-Market Strategies (市場参入戦略)
    • B1 Product Development & Execution (商品開発・実行)
  • グループで、個別メンタリングを受けるための発表資料を作成してくること。3つのそれぞれのアイディアについて、仮説とその検証方法をまとめること。
第5回 (7/12 19:00-20:30):  計画とマイルストーン / ベンチャーキャピタル&エクイティ投資 / 個別メンタリングIII
トピック
  • B2 Planning & Milestones (計画とマイルストーン): 復習
  • B3 Venture Capital & Equity Investing (ベンチャーキャピタル&エクイティ投資): 復習
  • ストーリーテリング・ナラティブ ワークショップ
  • 個別メンタリングIII (仮説検証の結果)
事前課題
  • 以下のモジュールについて、オンラインビデオを視聴し、確認クイズを完了すること。
    • B2 Planning & Milestones (計画とマイルストーン)
    • B3 Venture Capital & Equity Investing (ベンチャーキャピタル&エクイティ投資)
  • グループで、個別メンタリングを受けるための発表資料を作成してくること。3つのそれぞれのアイディアについて、仮説の検証結果をまとめること。
第6回 (7/26 19:00-20:30): ピッチング&ストーリーテリング / 最終プレゼンテーション 
トピック
  • B4 Pitching & Storytelling (ピッチング&ストーリーテリング): 復習
  • 最終プレゼンテーション
  • Certificate授与式
  • Wrap-up
事前課題
  • 以下のモジュールについて、オンラインビデオを視聴し、確認クイズを完了すること。
    • B4 Pitching & Storytelling (ピッチング&ストーリーテリング)
  • グループで最終プレゼンテーションの資料を作成し、発表練習を行なっておくこと。
* 7/26 セッション終了後、懇親会を開催。
オンデマンドビデオ: 最終試験 (8/9)
課題
  • オンラインビデオ全モジュールの視聴を完了し、最終試験を修了すること。
  • プログラム終了後に最終フィードバックを提出いただく (フォーム・締切は事務局より別途案内をする)。

7.グループの編成

  • 今回の受講者は合計24人である。
  • 3人1グループで8グループ組成する。
  • グループは、同一企業の方が同じチームにならないように配慮しながら、1回目にくじ引きで組成する。

8.プログラム運営メンバー

このプログラムは以下のメンバーにより運営されている。

  • 講師
    • 牧 兼充 (早稲田大学ビジネススクール准教授)
  • メンター
    • 大澤 弘治 (Global Catalyst Partners Japanマネージング・ディレクター兼共同創設者)
    • 平出 亮 (Global Catalyst Partners Japan マネージング・ディレクター)
    • 飯島 章喜(Global Catalyst Partners Japan 副社長)
  • 運営スタッフ
    • 藤井 桜 (Global Catalyst Partners Japan)
    • 中川 桃子(Global Catalyst Partners Japan)
    • 山口 信恵 (株式会社早稲田大学アカデミックソリューション)
    • 石井 美季 (早稲田大学ビジネススクール牧研究室)
    • 棟方 隆一 (株式会社早稲田大学アカデミックソリューション)
    • 宮 祥子 (株式会社早稲田大学アカデミックソリューション)

9.備考・関連URL

  • プログラム参加にあたっての注意
    • グループワークなど、講義中に、各社の情報を共有されることがあると考えられるが、本研修内に限る取り扱いとしていただくよう依頼する。
    • 研修中に記録のため、研修風景の写真を撮影する。研修後に受講者に共有するので、写真に含まれたくない場合は申し出ること。
  • このプログラムにおける Honor Code
    • 全ての課題については、参加者同士で相談しても構わない。グループで議論することを推奨する。
    • 全ての授業準備、課題については、過去のプログラムの履修者、もしくは他大学における同一授業の配布資料・ノート・授業スライドなどを参照することを禁止する。
  • “Equity, Diversity, Inclusion, and Belonging”の尊重
    • このプログラムは、インクルーシブであることを前提としている。
    • このプログラムでは、すべての参加者が、人種、自認する性別、性的指向性、社会的地位、年齢、障害の有無、宗教、出身地域、国籍、言語の得意・不得意、その他個々人の多様性を生み出すものすべての観点において、同等に学ぶ権利を提供することを目指す。
    • このプログラムがインクルーシブであるほど、多様性が生まれ、イノベーションや創造性が強化され、受講者の学びの体験が向上する。
    • インクルーシブなプログラムの実現のためには、受講者の皆様のご理解が不可欠である。積極的に参加し、助け合って、そして相互にピアのことの理解を深めることを求める。多様性、人とは違うということを相互にリスペクトし、それを強みにしていきたい。