GCPJイノベーター・プログラム Series 02

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GCPJイノベーター・プログラム

2023 Series 02

シラバス

2023年10月30日現在

主催: Global Catalyst Partners Japan、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター、Global Innovation Catalyst
担当者: 牧 兼充 (kanetaka@kanetaka-maki.org)
期間: 2023年11月7日 (火) – 2024年2月6日(火)
形態: オンラインビデオ (8モジュール) + 対面ワークショップ (5回)
教室:  早稲田大学早稲田キャンパス (WS第1回: 26号館801番教室 / WS第2回以降: 3号館202番教室)

 

1.プログラム概要

Global Catalyst Partners Japan、早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター、Global Innovation Catalystの3者は共同で、GCPJイノベータープログラムを提供する。このプログラムは、Stanford Online Idea-to-Market Program(Innovation Execution (iX) Fundamentals Program)とのコラボレーションに基づいて、オンラインビデオの学習とプロジェクトベースのワークショップを組み合わせることにより、受講者の新規事業やスタートアップの立ち上げをサポートすることを目的としている。

2.プログラムの到達目標

プログラム終了時に以下のスキル・知識を身につけていることを目標とする。

  • 新規事業に関する基礎知識の体系的理解
  • 新規事業の構築法
  • 新規事業の市場性の評価方法
  • ビジネス・ピッチ

3. 事前・事後学習の内容

  • 11月7日(火) – WS第2回目12/5 (火)までに、基礎知識習得のためのオンデマンドビデオの視聴と確認クイズ/Final Examを完了すること。
  • グループごとに、新規事業案を構築し、最終回におけるプレゼンテーションを準備すること。
  • オンラインビデオの最終クイズ
  • その他、各ワークショップの準備のための事前課題

4.授業計画 (主なトピック)

  • A1 Business Opportunity Assessment (ビジネス機会の評価)
  • A2 Product Market Fit (プロダクトマーケットフィット)
  • A3 Business Model Architecture (ビジネスモデルの構築)
  • A4 Go-to-Market Strategies (市場参入戦略)
  • B1 Product Development & Execution (商品開発・実行)
  • B2 Planning & Milestones (計画とマイルストーン)
  • B3 Venture Capital & Equity Investing (ベンチャーキャピタル&エクイティ投資)
  • B4 Pitching & Storytelling (ピッチング&ストーリーテリング)
  • Final Presentation (最終プレゼンテーション)

5.教材

  • Stanford Onlineが提供するオンラインビデオ (Matrixよりアクセス)
  • その他、各回のワークショップ時に講師より提供。

6.スケジュール・課題など

事前学習 (11/7-12/5): Stanford Onlineが提供するオンラインビデオ
トピック
  • A1 Business Opportunity Assessment (ビジネス機会の評価)
  • A2 Product Market Fit (プロダクトマーケットフィット)
  • A3 Business Model Architecture (ビジネスモデルの構築)
  • A4 Go-to-Market Strategies (市場参入戦略)
  • B1 Product Development & Execution (商品開発・実行)
  • B2 Planning & Milestones (計画とマイルストーン)
  • B3 Venture Capital & Equity Investing (ベンチャーキャピタル&エクイティ投資)
  • B4 Pitching & Storytelling (ピッチング&ストーリーテリング)
  • Final Exam
課題
  • 11月7日(火) – WS第2回目12/5 (火)までに、基礎知識習得のためのオンデマンドビデオの視聴と確認クイズ/Final Examを完了すること。
第1回 (11/21 19:00-21:00): オリエンテーション / アイスブレイク / ビジネス・アイディアの創出
トピック
  • プログラムの趣旨説明 – 大澤 弘治氏 (Global Catalyst Partners Japanマネージング・ディレクター兼共同創設者)
  • アイスブレイク
  • ビジネス・アイディアの創出 / ブレインストーミングの手法
事前課題
  • シラバスに目を通し、授業の概要について理解しておくこと。
* セッション終了後、21:15 – 懇親会を開催。
第2回 (12/5 19:00-20:30): SSIモデルの理解 / ビジネス機会の評価
トピック
  • ケース・ディスカッション「Global Catalyst Partnersのオープン・イノベーション(A)」
  • SSIモデルの理解 (大澤氏講演 / Q&A)
  • ビジネス機会の評価ワークシート
事前課題
  • Stanford Onlineが提供する全ビデオ視聴+全クイズ/Final Examを修了すること。
  • グループで、5個のビジネス・アイディアを創出し、その概要をまとめてくること。それぞれのアイディアについて以下の4つの設問に簡単に答えること。
    1. アイディアの概要
    2. ユーザの困りごと
    3. アイディアの便益
    4. アイディアを活用することによるユーザの変化
  • ケース「Global Catalyst Partnersのオープン・イノベーション(A)」を読み込み、以下の設問について議論の準備をしてくること。
    1. 日本の大企業において、イノベーションが進まない理由は何か?何が阻害要因か?
    2. SSIモデルはどんな仕組みで、日本の大企業におけるイノベーションの阻害要因をどのように解決しているのか?
    3. SSIモデルが持つ潜在的なリスクは何か?
    4. あなたが日本の大企業のイノベーション、新規事業創出担当者であると仮定し、このSSIモデルをどのように活用できるか?
第3回 (12/19 19:00-22:00): プロトタイプ / 仮説の構築 / 中間発表 / 個別メンタリングI
トピック
  • プロトタイプの定義・仮説の構築
  • 仮説の構築と検証手法ワークシート
  • 中間発表
  • 個別メンタリングI (ビジネス・アイディア)
事前課題
  • グループで3つのそれぞれのアイディアについて、ビジネス機会の評価を行い、アイディアを一つに絞ること。
  • グループで中間プレゼンテーションの資料を作成すること。
  • グループで、個別メンタリングを受けるための発表資料を作成してくること。
第4回 (1/9 19:00-20:30):  ストーリーテリング / 個別メンタリングII
トピック
  • ストーリーテリング・ナラティブ ワークショップ
  • 個別メンタリングII (仮説と検証の手法)
事前課題
  • グループで、選んだ1つのアイディアについて、仮説、検証方法、結果をまとめること。
  • 個別メンタリングを受けるための発表資料を作成してくること。
第5回 (1/23 18:00-21:00):  最終プレゼンテーション / Certificate授与 / Wrap-up
トピック
  • 最終プレゼンテーション
  • 個別メンタリングIII (仮説検証の結果)
  • Certificate授与式
  • Wrap-up
事前課題
  • グループで、選んだ1つのアイディアについて、仮説の検証結果をまとめること。
  • グループで最終プレゼンテーションの資料を作成し、発表練習を行なっておくこと。
* セッション終了後、21:15 – 懇親会を開催。
事後フォローアップ (1/23 – 2/6) : ビジネス・アイディアの再提出とフィードバック
トピック
  • ビジネス・アイディアの再提出とフィードバック
課題
  • 1/30 (火): ブラッシュアップ資料提出〆切日
  • 2/6 (火): 最終評価を各チームへのフィードバック
  • プログラム終了後に最終フィードバックを提出いただく (フォーム・締切は事務局より別途案内をする)。

7.グループの編成

  • 今回の受講者は合計16人である。
  • 2人1グループで8グループ組成する。
  • グループは、同一企業の方が同じチームにならないように配慮しながら、1回目にくじ引きで組成する。

8.プログラム運営メンバー

このプログラムは以下のメンバーにより運営されている。

  • 講師
    • 牧 兼充 (早稲田大学ビジネススクール准教授)
  • メンター
    • 大澤 弘治 (Global Catalyst Partners Japanマネージング・ディレクター兼共同創設者)
    • 平出 亮 (Global Catalyst Partners Japan マネージング・ディレクター)
    • 飯島 章喜(Global Catalyst Partners Japan 副社長)
  • 運営スタッフ
    • 藤井 桜 (Global Catalyst Partners Japan)
    • 中川 桃子(Global Catalyst Partners Japan)
    • 山口 信恵 (株式会社早稲田大学アカデミックソリューション)
    • 石井 美季 (早稲田大学ビジネススクール牧研究室)
    • 棟方 隆一 (株式会社早稲田大学アカデミックソリューション)
    • 宮 祥子 (株式会社早稲田大学アカデミックソリューション)

9.備考・関連URL

  • プログラム参加にあたっての注意
    • グループワークなど、講義中に、各社の情報を共有されることがあると考えられるが、本研修内に限る取り扱いとしていただくよう依頼する。
    • 研修中に記録のため、研修風景の写真を撮影する。研修後に受講者に共有するので、写真に含まれたくない場合は申し出ること。
  • このプログラムにおける Honor Code
    • 全ての課題については、参加者同士で相談しても構わない。グループで議論することを推奨する。
    • 全ての授業準備、課題については、過去のプログラムの履修者、もしくは他大学における同一授業の配布資料・ノート・授業スライドなどを参照することを禁止する。
  • “Equity, Diversity, Inclusion, and Belonging”の尊重
    • このプログラムは、インクルーシブであることを前提としている。
    • このプログラムでは、すべての参加者が、人種、自認する性別、性的指向性、社会的地位、年齢、障害の有無、宗教、出身地域、国籍、言語の得意・不得意、その他個々人の多様性を生み出すものすべての観点において、同等に学ぶ権利を提供することを目指す。
    • このプログラムがインクルーシブであるほど、多様性が生まれ、イノベーションや創造性が強化され、受講者の学びの体験が向上する。
    • インクルーシブなプログラムの実現のためには、受講者の皆様のご理解が不可欠である。積極的に参加し、助け合って、そして相互にピアのことの理解を深めることを求める。多様性、人とは違うということを相互にリスペクトし、それを強みにしていきたい。