科学技術とアントレプレナーシップ – 2019年春学期 (WBS)

写真の解説「全15回の授業でカバーする論文の量。ちなみに両面印刷です。」

2019年度春クオーター

「科学技術とアントレプレナーシップ」

シラバス

2019年3月29日現在

今まで学んできた総量以上には物事は理解できないんだ、ということを実感したい人へ

  • 授業担当者: 牧 兼充 (kanetaka@kanetaka-maki.org)
  • オフィス: 早稲田キャンパス11号館1136号室
  • 学期・曜日・時限: 春クオーター / 土曜日 / 5限(16:30-18:00)、6限 (18:15-19:45)
  • 教室: TBD
  • ティーチング・アシスタント: 佐々木 達郎
  • 授業に関する連絡先: ste2019-evening-staff@kanetaka-maki.org 
  • このシラバスはあくまで暫定版であり、今後必要に応じて変更する。プリントアウト版ではなくウェブ版が最新なので常にウェブ版を参照のこと。
1. 授業概要
  • 大学を中心とした研究機関から創出される科学技術は、新事業創造のための「知」の源泉である。本講義においては、研究機関において、科学技術に関する「知」がいかにして産み出され、またその産み出された「知」からいかにして、ベンチャー企業を含めた産業が創出されるのかについて扱う。この授業では、社会科学 (経済学、経営学等)の先端的な研究をベースに、科学技術に関するビジネス及び政策について議論する 。
  • この授業は、米国の大学院で一般的なセミナー形式である。毎回講師がその分野の先端的な定量分析の英語の論文を3本程度指定し、履修者は毎週少なくとも1本は、事前にその論文を読み込むことが求められる。また学期を通じて数回程度、履修者は指定された論文の概要をプレゼンテーションにまとめ、発表することが求められる。各回は、講師による講義、学生による発表、論文の内容に関するディスカッション により構成される。最終課題として、定量分析を前提とした研究計画の発表が求められる。
  • この授業は、本来であれば博士課程レベルの内容をMBAの学生に提供するものであり、負荷の高い授業であることが予測されるので、そのことを了解した者のみ履修して欲しい。WBSにおいて、もっとも負荷の高い授業であると自負している。
  • 過去の学生の感想 (STE Relay Columnより):
2. 授業の到達目標
  • 科学技術とアントレプレナーシップの研究分野に関する必要な知識を体系的に理解する
  • 科学技術とアントレプレナーシップに関する理論を実務へ応用できるようになる
  • 科学技術とアントレプレナーシップの研究分野に関する”state of the art”(最先端の知見)を理解する
  • 定量分析の論文を読む込みためのスキルを身につける
  • 定量分析の論文の妥当性を評価するためのスキルを身につける
  • 修士論文に相応しい研究テーマを見つける
  • 修士論文をまとめるにあたって必要な研究を行うためのスキルを身につける
  • MBA修了後も自分の力でアカデミックな理論を学び続ける力を身につける
3.事前・事後学習の内容
  • 各回の授業では、予習として指定された英語の論文3本のうち少なくとも1本読み込んでくることが求められる。この予習には英語が得意なものであれば各回3時間程度、英語が苦手な者であればそれ以上の時間を割くことが必要となる。履修者による論文のプレゼンテーションの準備には、英語が得意なものであれば5時間程度、英語が苦手な者であればそれ以上の時間を割くことが必要となる。最終課題は、3時間程度の準備が想定される。
  • 英語が得意でないものは極めて負荷の高い授業である。また定量論文を読み込むためには、因果関係の推論などの科学的な思考力が求められる。その訓練をあまりしていない者は、他の履修者よりもより準備に時間を割いてもらうことが前提となる。
4. 授業計画 
  • 第0回: 事前予習
  • 第1回: イントロダクション
  • 第2回: 定量研究の基礎
  • 第3回: イノベーションは誰が担うのか?: 大企業 vs 小企業
  • 第4回: 起業家はどこから生まれるのか?
  • 第5回: スター・サイエンティストはなぜ重要なのか?
  • 第6回: なぜ科学技術の知は特定の地域に集積するのか?
  • 第7回: なぜアントレプレナーの活動は特定の地域に集積するのか?
  • 第8回: 前半のWrap-up / Q&A
  • 第9回: アントレプレナーの活動を促進するものは何か?
  • 第10回: ベンチャー・キャピタルはなぜ重要か?
  • 第11回: インセンティブは発明とビジネス化にどの程度重要なのか?
  • 第12回: 大学における知財とインセンティブの関係
  • 第13回: 大学発ベンチャーを育む仕組み
  • 第14回: データセット / プレ発表
  • 第15回: 最終発表 / Wrap-up
5. 教科書
  • 授業担当者が厳選した論文リストを提供する。授業時に翌週までの論文を印刷したものを配布する。また履修者にはDropboxを活用してオリジナルのPDFを提供する。
6. 参考文献
  • その都度、授業において紹介する。
7. 成績評価方法
  • 配点
    • クラスでの貢献点: 25%
      • 授業時における議論の貢献度を評価する。量のみでなく質も考慮。
    • 事前課題のサマリー: 25%
      • 各回、指定された論文について、A4 1ページのサマリーの提出が求められる。
      • このサマリー提出は第3回からスタートし、テンプレートを含めた詳細の説明は、第1回の授業において行う。
    • クラス内での論文プレゼンテーション: 25%
      • 学期に数回程度、指定された論文についての発表を行うことが求められる。
    • 最終発表・最終レポート: 25%
      • 定量分析を前提とした研究計画の発表
  • 注意事項
    • 授業における加点状況は随時CourseNavi上で履修者にフィードバックする。各自随時状況を確認すること。
    • 授業終了後、最終回の授業から1週間以内に全加点状況を確認し、修正が必要な場合には連絡すること。連絡がない場合は同意したとみなす。
    • 二次登録を含めて、授業の途中から履修を追加した場合には、履修確定までの加点がシステム上反映されないケースがある。必ず加点状況を確認すること。
8. 備考・関連URL
  • 最新版のシラバスはウェブにて公開されている。常にそちらを確認すること。このシラバスは今後適宜変更を行う。
  • 初回までの事前課題があるので、事前に事務室を訪問すること。なお、第1回、第2回の事前課題は1ページサマリーの提出は必要としない。
  • 授業は全てディスカッション形式である。必ず各回の授業の準備をしっかり行ってくること。議論の質は担当教員の力以外にも、履修者の準備の量によって規定される。
  • この授業は、時間通りに開始し、可能な限り時間通りに終了する。授業の質を下げないために、履修者は時間を守ること。
  • 全授業に出席することを前提としている。もし欠席する場合には、授業のスタッフMLまで事前に連絡すること。欠席した際には、カバーした内容を自分で責任持って学習すること。
  • 各回の授業終了後には懇親会を開催する。授業後に読んだ論文の議論や各自の研究テーマの議論をすることは有益である。
  • 授業に関する問い合わせは必ずスタッフMLまでメールにて送ること。教員個人のFacebook Messengerへは授業に関する問い合わせは送らないこと。
  • 授業担当者の個人サイト : http://www.kanetaka-maki.org/
9. 事前課題
  • 第0回: 事前予習 (以下の内容は授業開始前に理解できななくて構わない。授業を受けながら並行して学ぶのでも構わない。)
    • 参考
      • 中室牧子・津川友介著、「原因と結果の経済学」、ダイアモンド社 [第1章、第2章、第3章]
      • 入山 章栄 著、「世界の経営学者はいま何を考えているのか – 知られざるビジネスの知のフロンティア」、英治出版 [第6章]
      • 山本勲著、「実証分析のための計量経済学」、中央経済社 [第1章、第2章、第3章、第4章]
      • 森田果著、「実証分析入門」 、日本評論社 [第9章]
      • 伊藤公一朗、「データ分析の力 因果関係に迫る思考法」、光文社新書 [第5章、第3章]
  • 第1回: イントロダクション
    • 必須
    • 参考
      • 斎藤裕美・牧兼充、「スター・サイエンティストが拓く日本のイノベーション」、一橋ビジネスレビュー2017年夏号、pp. 42-56
      • Sasaki ,Nagane H, Fukudome Y, Maki K Asia Innovation Conference by Stanford university, “Innovation policies and star scientists in Japan”, Stanford APARC, forthcoming
      • 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第1章: 「イントロダクション」)、forthcoming
  • 第2回: 定量研究の基礎
    • 必須
      • TD Cook, DT Campbell, W Shadish. 2002. Experimental and Quasi-Experimental Designs for Generalized Causal Inference. Houghton Mifflin Company. [Chap1]
    • オプション
      • H. Inoue, Nakajima, H., Umeno, Y. 2017. The Impact of the Opening of High-Speed Rail on Innovation. RIETI Discussion Paper Series
      • Krishnan, V., Maki, KM., Castillo, EM. and Guss, DA., ” Service Design for Improved Satisfaction: Decoding the Mechanism for Impact of Patient Call Back in Emergency Healthcare”, Service Science Vol. 7 Issue 4, 2015
    • 参考
      • 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第2章: 「定量論文の読み方」)、forthcoming 
  • 第3回: イノベーションは誰が担うのか?: 大企業 vs 小企業
    • 必須
      • J. Acs, Audretsch, D.B. 1988. Innovation in large and small firms: an empirical analysis. The American economic review 678-690.
      • Haltiwanger, et al. 2013. Who creates jobs? Small versus large versus young. Review of Economics and Statistics. 95(2) 347-361.
      • Guzman, Stern, S. 2015. Nowcasting and Placecasting: Entrepreneurial Quality and Performance. University of Chicago Press.
    • 参考
      • 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第3章: 「イノベーションは誰が担うのか」)、forthcoming 
    • 関連修士論文
      • 田巻常治、「日本の大企業とスタートアップとの協業関係に関する実証分析 〜スタートアップとの協業は大企業の財務パフォーマンスに寄与しうるか〜」、早稲田大学大学院経営管理研究科2018年度修士論文
  • 第4回: 起業家はどこから生まれるのか?
    • 必須
      • Nanda, Sørensen, J.B. 2010. Workplace peers and entrepreneurship. Management Science. 56(7) 1116-1126.
      • Giannetti, Simonov, A. 2009. Social interactions and entrepreneurial activity. Journal of Economics & Management Strategy18(3) 665-709.
      • Lerner, Malmendier, U. 2013. With a little help from my (random) friends: Success and failure in post-business school entrepreneurship. Review of Financial Studies hht024.
    • 参考
      • 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第4章: 「企業家はどこから生まれるのか」)、forthcoming
      • 牧兼充、「日本はいまだに起業後進国なのか?―科学技術からの新事業創出の変遷―」、Nextcom 34、 2018年6月、pp.21-29
      • Ungerer,C., König, M.,Baltes, G., and Maki, KM. “On the Interconnectedness of Value Network Maturity and New Technology-Based Firm Survival”, ICE/IEEE Conference 2017, June 2017
  • 第5回: スター・サイエンティストはなぜ重要なのか?
    • 必須
      • G. Zucker, Darby, M.R., Armstrong, J.S. 2002. Commercializing knowledge: University science, knowledge capture, and firm performance in biotechnology. Management Science. 48(1) 138-153. (草地)
      • Azoulay, Graff Zivin, J., Wang, J. 2010. Superstar extinction. Quarterly Journal of Economics. 25 549-589. (高山)
      • Oettl. 2012. Reconceptualizing stars: Scientist helpfulness and peer performance. Management Science. 58(6) 1122-1140. (平山)
    • 参考
      • 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第5章: 「スター・サイエンティスト」)、forthcoming
  • 第6回: なぜ科学技術の知は特定の地域に集積するのか?
    • 必須
      • G. Zucker, Darby, M.R., Brewer, M.B. 1998. Intellectual human capital and the birth of US biotechnology enterprises. Am Econ Rev. 88(1) 290-306. (冨田)
      • G. Zucker, Darby, M.R. 2001. Capturing Technological Opportunity Via Japan’s Star Scientists: Evidence from Japanese Firms’ Biotech Patents and Products. The Journal of Technology Transfer. 26(1/2) 37-58. (松田)
      • G. Zucker, Darby, M.R. 2007. Star scientists, innovation and regional and national immigration. National Bureau of Economic Research. (なし)
    • 参考
      • 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第6章:「科学技術の知はなぜ特定の地域に集積するのか」)、forthcoming
      • Sumikura, K., Sugai, N., and Maki, KM., “The Involvement of San Diego-Based Star Scientists in Firm Activities”, 2018 IEEE International Conference on Engineering, Technology and Innovation (ICE/ITMC), June 2018
      • Nagane, H., Fukudome, Y. and Maki, KM., “An Analysis of Star Scientists in Japan”, 2018 IEEE International Conference on Engineering, Technology and Innovation (ICE/ITMC), Stuttgart, Germany, June 2018
  • 第7回: なぜアントレプレナーの活動は特定の地域に集積するのか?
    • 必須
      • Agrawal, Cockburn, I., Galasso, A., Oettl, A. 2014. Why are some regions more innovative than others? The role of small firms in the presence of large labs. Journal of Urban Economics. 81 149-165.
      • Fallick, Fleischman, C.A., Rebitzer, J.B. 2006. Job-hopping in Silicon Valley: some evidence concerning the microfoundations of a high-technology cluster. The Review of Economics and Statistics. 88(3) 472-481. (安江)
      • Casper. 2007. How do technology clusters emerge and become sustainable?: Social network formation and inter-firm mobility within the San Diego biotechnology cluster. Research Policy. 36(4) 438-455. (中嶋)
    • オプション
      • Guzman, Stern, S. 2015. Where is Silicon Valley? Science. 347(6222) 606-609.
    •  関連修士論文
      • 畝村千里、「企業を超えたネットワーキング 〜日本のエコシステムの発展に向けて〜」、早稲田大学大学院経営管理研究科2018年度修士論文
    • 参考
      • 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第7章: 「なぜ起業活動は特定の地域に集積するのか(1))、forthcoming
      • 木村公一朗、牧 兼充、「アジアの起業とイノベーション」(序章: 「アジア経済の変化――起業を通じたイノベーションとエコシステム」), forthcoming
  • 第8回: 前半のWrap-up / Q&A
  • 第9回: アントレプレナーの活動を促進するものは何か?
    • 必須
      • Yu, Sandy, How Do Accelerators Impact the Performance of High-Technology Ventures? (August 1, 2016). Available at SSRN: https://ssrn.com/abstract=2503510 (中島)
      • Di Gregorio, Shane, S. 2003. Why do some universities generate more start-ups than others? Research Policy. 32(2) 209-227. (川村)
      • K. Agrawal, Catalini, C., Goldfarb, A. 2011. The geography of crowdfunding. National Bureau of Economic Research. (成田)
    • 関連修士論文
      • 林田丞児、「Initial Coin Offeringを利用した資金調達における投資家と起業家の地理的関係」、早稲田大学大学院経営管理研究科2018年度修士論文
    • 参考
      • 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第8章: 「なぜ起業活動は特定の地域に集積するのか(2))、forthcoming 
  • 第10回: ベンチャー・キャピタルはなぜ重要か?
    • 必須
      • N. Kaplan, Sensoy, B.A., Strömberg, P. 2009. Should investors bet on the jockey or the horse? Evidence from the evolution of firms from early business plans to public companies. The Journal of Finance. 64(1) 75-115. (松田)
      • Hellmann, Schure, P., Vo, D. 2013. Angels and Venture Capitalists: Complements or Substitutes? NBER Working Paper. (関田)
      • Ewens, M., Nanda, R., Rhodes-Kropf M. Cost of Experimentation and the Evolution of Venture Capital. NBER Working Paper (New)
    • オプション
      • Samila, Sorenson, O. 2011. Venture capital, entrepreneurship, and economic growth. The Review of Economics and Statistics. 93(1) 338-349.
      • Da Rin, Hellmann, T.F., Puri, M. 2011. A survey of venture capital research. National Bureau of Economic Research.
    • 関連修士論文
      • 成田大輔、「ベンチャー企業の成功要因は「人」か「ビジネスモデル」か – 上場ベンチャー企業分析による成功要因考察-」、早稲田大学大学院経営管理研究科2018年度修士論文
      • 安江友宏、「リーンスタートアップにおけるピボットの重要性に関する研究 – ITベンチャーの成功に重要なのは経営者かアイディアか-」、早稲田大学大学院経営管理研究科2018年度修士論文
    • 参考
      • 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第9章: 「ベンチャーキャピタルはなぜ重要か」)、forthcoming 
  • 第11回: インセンティブは発明とビジネス化にどの程度重要なのか?
    • 必須
      • Azoulay, Graff Zivin, J.S., Manso, G. 2011. Incentives and creativity: evidence from the academic life sciences. The RAND Journal of Economics. 42(3) 527-554. (冨田)
      • Ederer, F., and G. Manso. 2013. Is pay for performance detrimental to innovation? Management Science 59:1496-1513. (林田)
      • Roach, Sauermann, H. 2010. A taste for science? PhD scientists’ academic orientation and self-selection into research careers in industry. Research Policy. 39(3) 422-434.
    • オプション
      • Kenney, Patton, D. 2011. Does inventor ownership encourage university research-derived entrepreneurship? A six university comparison. Research Policy. 40(8) 1100-1112.
      • Agarwal, R., and A. Ohyama. 2013. Industry or Academia, Basic or Applied? Career Choices and Earnings Trajectories of Scientists. Management Science 59:950-970.
    • 参考
      • 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第10章: 「インセンティブは発明とビジネス化にどの程度重要なのか」)、forthcoming 
  • 第12回: 大学における知財とインセンティブの関係
    • 必須
      • Thursby, Fuller, A.W., Thursby, M. 2009. US faculty patenting: Inside and outside the university. Research Policy. 38(1) 14-25. (草地)
      • Lach, Schankerman, M. 2008. Incentives and invention in universities. Rand Journal of Economics. 39(2) 403-433. (米山)
      • Azoulay, P., C. C. Liu, and T. E. Stuart. 2017. Social influence given (partially) deliberate matching: Career imprints in the creation of academic entrepreneurs. American journal of sociology 122:1223-1271. (関田)
    • オプション
      • Kenney, Mowery, D.C. 2014. Public Universities and Regional Growth: Insights from the University of California. Stanford Business Books. [Chap 1]
      • E. Litan, Mitchell, L., Reedy, E. 2008. Commercializing university innovations: Alternative approaches. University of Chicago Press.
      • Jaffe, A. B. 1989. Real effects of academic research. The American Economic Review:957-970.
      • Henderson, R., A. B. Jaffe, and M. Trajtenberg. 1998. Universities as a source of commercial technology: a detailed analysis of university patenting, 1965–1988. Review of economics and statistics 80:119-127.
    • 関連修士論文
      • 草地 慎太郎、「Artificial Intelligence は産学連携の夢を見るか ~特許を通じた価値創出の分析~」、早稲田大学大学院経営管理研究科2018年度修士論文
    • 参考
      • 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第11章: 「大学はイノベーションを促進するのか」)、forthcoming
      • 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第13章: 「サイエンティストはどのようなキャリアを歩むのか」)、 forthcoming
  • 第13回:  大学発ベンチャーを育む仕組み
    • 必須
      • Shane, Stuart, T. 2002. Organizational endowments and the performance of university start-ups. Management Science. 48(1) 154-170. (安江)
      • Lerner. 1996. The government as venture capitalist: The long-run effects of the SBIR program. National Bureau of Economic Research. (高山)
      • Howell, S. T. 2017. Financing innovation: evidence from R&D grants. American Economic Review 107:1136-1164. (林田)
    • オプション
      • A. Shane. 2004. Academic entrepreneurship: University spinoffs and wealth creation. Edward Elgar Publishing. [Chap 1] [Chap 2]
      • Islam, M., A. Fremeth, and A. Marcus. 2018. Signaling by early stage startups: US government research grants and venture capital funding. Journal of Business Venturing 33:35-51.
      • A. Toole, Czarnitzki, D. 2009. Exploring the relationship between scientist human capital and firm performance: The case of biomedical academic entrepreneurs in the SBIR program. Management Science. 55(1) 101-114.
      • B. Audretsch. 2003. Standing on the shoulders of midgets: The US Small Business Innovation Research program (SBIR). Small Business Economics. 20(2) 129-135.
      • J. Wallsten. 2000. The effects of government-industry R&D programs on private R&D: the case of the Small Business Innovation Research program. The RAND Journal of Economics 82-100.
    • 参考
      • 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第12章:「大学発ベンチャーはイノベーションを促進するのか」)、forthcoming
      • 牧兼充、「サイエンスとイノベーションの経営学」(第14章:「政府の補助金はイノベーションを促進するのか」)、forthcoming
      • Maki, KM., “The Role of SBIR Awards for University-based Startups: Are They Substitutes or Complement for the Venture Capital Funding”, International Workshop “University-Industry Linkages and Innovation” (Bologna), June 2017
      • Maki, KM., “Milestones to University-Based Startup Success: What is the Impact of Academic Inventor Involvement?”, International Workshop “University-Industry Linkages and Innovation” (Fukuoka), February 2016
  • 第14回: データセット / プレ発表
  • 第15回: 最終発表 / Wrap-up
10. メンター制度
    • この授業ではLearning Communityの構築を目指して、過去の履修者にメンターとして、ご協力いただきます。各自が発表するにあたって、過去の履修者に相談してみて下さい。
    • メンターは完全にボランティアであり、どこまで時間が割けるかのコミットメントは得ていないので、その点はご了解下さい。
    • 現在のところ、以下のメンバーにメンターとしてご協力いただいています。
      • 草地 慎太郎、高山 千尋、林田 丞児、松田 大、冨田直輝、成田大輔、安江友宏、中島好美、中嶋栄仁、関田 康人、田巻常治
11. 授業履修に際しての Honor Code
  • 早稲田ビジネススクールの定める「WBS 授業履修に際しての Honor Code」を遵守すること。
  • 本授業におけるHonor Code
    • 全ての課題については、履修者同士で相談しても構いません。必要に応じて、グループで議論することを推奨します。