WBS牧ゼミ& J-STEP研究テーマ発表会&交流会 2018

2018年8月14日
早稲田大学ビジネススクール准教授
UC San Diego客員助教授
牧 兼充

WBS牧ゼミ& J-STEP研究テーマ発表会&交流会のお知らせ

早稲田大学ビジネススクールの牧ゼミは、9月8日(土)に、UCSD Rady School of ManagementのJapan – Science, Technology and Entrepreneurship Program (J-STEP)の共催で、ゼミ生による修士論文の研究テーマ発表会と交流会を開催します。牧ゼミでは、2018年9月2日(日)から8日(土)にかけて、サンディエゴのエコシステムを探索するためのスタディ・ツアーを行い、この日はその最終日にあたります。

牧ゼミのテーマは「科学技術とアントレプレナーシップ」で、ゼミ生の研究テーマは、サイエンスとビジネスに関連して多岐に渡ります。ゼミ生の発表に対して、多くの皆様からのコメント・フィードバックをいただけますと幸いです。牧ゼミでは、修士論文のテーマを選択する際に、サイエンティストの皆様に「面白い!」と思ってもらえるようなテーマを選ぶことを重視しております。サイエンティストの皆様には、その観点から面白いテーマかどうかをフィードバックいただければと思います。サンディエゴでビジネスに携わっている皆様には、このテーマが実務的に役立つかどうかをフィードバックいただければと思います。博士課程・ポスドク・研究者の皆様には、研究の手法がサイエンティフィックに妥当であるかの観点からフィードバックをいただければと思います。UC San Diegoで現在学んでいる皆様には、ビジネス・政策の観点からこの研究がどう活きるかの観点からフィードバックをいただければと思います。

その後に、同じ会場でBBQを含めた交流会を開催します。今回はEncinitasの海が見える一軒家を借りきっております。サンディエゴの海と夕日が見えるパティオで、私のゼミ生とサンディエゴの皆様の交流の場を持たせていただければと思っております。

サンディエゴでご活躍の皆様にぜひご参加いただけますと幸いです。

[発表会 & 交流会の概要]

  • 日時: 2018年9月8日(土)
    • 16:00 – 18:00 研究テーマ発表会
    • 18:00 – 深夜 BBQ & 交流会
    • 発表会のみ、もしくは懇親会からの参加でも構いません。
  • 場所: Encinitas (TBA)
  • 駐車場: 7台程度の駐車場があるようです。ただ参加者数によっては足りなくなる可能性があるので、カープールにご協力下さい。
  • 会費: $30程度
    • 食事・飲み物などは、こちらで用意しますが、参加者の皆様に加えて、食べ物・飲み物などを持ち込んでいただくことも歓迎です。
  • 申し込み: FBイベントページより。もしくは以下のアドレスにメールいただければ、イベントページに招待させていただきます。
  • 問い合わせ窓口: maki-zemi-sd-study-tour-2018@kanetaka-maki.org (担当: 三宅)
  • ゼミ生のテーマ一覧
    • 畝村:「エコシステムにおける大企業の役割 ~日米中の比較~」
    • 草地:「 AI研究における産学連携の状況と成功要因の分析」
    • 高山:「組織内でのデザイナー活用と製品・サービスの成功の関係」
    • 林田:「Geography of Initial Coin Offering」
    • 松田:「アントレプレナーシップが製薬産業に於ける開発プロジェクトの成功確率へ与える影響について」
  • コメンテーター (予定)
    • 奥村繁 (CJ Okumura, DDS, Ph.D, MBA)
    • 清泉貴志 (Takashi Kiyoizumi, MD, PhD, SM)
    • 櫻井直樹 (Naoki Sakurai, Ph.D.)
    • 成相直樹 (Naoki Nariai, Ph.D.)
    • 林公子 (Tomoko Hayashi, MD, Ph.D.)
    • 丸山俊昭 (Toshi Maruyama, MD, Ph.D.)

[牧兼充ゼミ概要]

  • 担当: 牧 兼充 (早稲田大学ビジネススクール准教授)
  • プロフィール:
    • 早稲田ビジネススクール准教授。主な兼職として、カリフォルニア大学サンディエゴ校Rady School of Management客員助教授。
    • 研究分野は、テクノロジー・マネジメント、イノベーション、アントレプレナーシップ、科学技術政策、大学の技術移転、大学発ベンチャー等。今までの研究成果は、主に (1) ベンチャー企業を創出するための大学の制度設計、(2) ベンチャー企業の成功確率の向上手法、(3) イノベーション・システムの日米比較、の3つに分類される。
    • 政策研究大学院大学助教授、スタンフォード大学リサーチ・アソシエイト、カリフォルニア大学サンディエゴ校講師、慶應義塾大学助教・助手等を経て現職。日米において、大学を基盤としたイノベーション・システムの構築に従事。特に日本においては、政府、地方自治体の委員会に関わり、有効なイノベーション政策のあり方について模索している。
    • カリフォルニア大学サンディエゴ校において博士(経営学)を取得。慶應義塾大学において、修士(政策・メディア)及び学士(環境情報)を取得。
    • その他の情報は、https://kanetaka-maki.org/ をご参照下さい。
  • ゼミの概要:
    • 本ゼミは「科学技術とアントレプレナーシップ」という経営学・経済学の融合領域をテーマとする。研究機関において科学技術に関する「知」がいかにして産み出され、またその産み出された「知」からいかにしてベンチャー企業を含めた新事業が創出されるのかについて扱う。
    • トピックの例
      • サイエンスのビジネス化 / 技術とビジネスモデル / ベンチャー企業の成功要因 / 大企業とベンチャー企業の連携 / サイエンスへの投資の仕組み (ベンチャーキャピタル、フィランソロピックファンドなど含む) / スター・サイエンティスト / 大学発ベンチャー / 産学連携 / 大学から企業への技術移転 / 産業クラスター (シリコンバレー、サンディエゴなど)
    • その他の詳細:https://kanetaka-maki.org/seminar/2018j/