2018年度夜間主総合ゼミ

「科学技術とアントレプレナーシップ」

今日は昨日までできなかったことだけをやってみたい人へ

早稲田ビジネススクール(WBS)が、海外のMBAと比較しても大きな優位性を持ち、大きな差別化になっているのは、ゼミの存在であると考えます。海外のMBAはあくまで1年ないしは2年の期間中に授業を通じて学ぶことが中心で、学生間の交流は増えても、教員とは一定の距離があります。WBSでは、全学生がゼミに所属することで、教員との距離を飛躍的に縮め、言わば一人ひとりの学生へのテーラーメードのプログラムを提供することができます。ゼミで学んだ内容が、MBAでの学習の中核となり、卒業するときにMBAで何を中心に学んだのかを答えられるようになります。また教員が一人ひとりのMBAの学生の学習に具体的に責任を持っている、という意味でも、とても優れた制度です。という訳で、私はMBAにおけるゼミの存在をとても大切なものとして、重視しています。

  • ゼミ名
    • 科学技術とアントレプレナーシップ (Science, Technology and Entrepreneurship)
  • 担当教員名
    • 牧 兼充
  • e-mail
    • kanetaka@kanetaka-maki.org (本人のみ)
    • kanetaka-sec@kanetaka-maki.org (本人+秘書)
  • 研究室
    • 11号館11階1136研究室
  •  テーマ
    • 本ゼミは「科学技術とアントレプレナーシップ」という経営学・経済学の融合領域をテーマとしています。研究機関において科学技術に関する「知」がいかにして産み出され、またその産み出された「知」からいかにしてベンチャー企業を含めた新事業が創出されるのかについて扱います。
    • トピックの例
      • サイエンスのビジネス化
      • 技術とビジネスモデル
      • ベンチャー企業の成功要因
      • 大企業とベンチャー企業の連携
      • サイエンスへの投資の仕組み (ベンチャーキャピタル、フィランソロピックファンドなど含む)
      • スター・サイエンティスト
      • 大学発ベンチャー
      • 産学連携
      • 大学から企業への技術移転
      • 産業クラスター (シリコンバレー、サンディエゴなど)
  • 特色 – 本ゼミでは、以下の4点を重視します。
    1. 経営学は「科学」の一分野です。理論を理解するにあたって重要な「科学的思考」を身につけていただきます。
    2. 先端的かつ学術的な理論を理解する力だけではなく、その理論を実務に応用していく力を養うことを重視します。他のゼミよりも、アカデミック寄りだと思います。「実践なき理論は空虚であり、理論なき実践は無謀である」(ピーター・ドラッカー)という言葉は、なぜMBAにおいて、実務家教員と同様に、アカデミックなバックグラウンドを持つ教員が重要であるかを示しています。
    3. ゼミを介して、修了後も有益なビジネスネットワークを構築すること。MBAの価値は、学んだ知識だけではなく、そこで得られた人的ネットワークが同様に重要であると考えています。
    4. 国内のみならず、グローバルな世界で戦うことができる力を養うこと。海外からのゲストもお呼びしますし、ゼミとしても積極的に海外に出かけていきます。
  •  進行方法
    • 各回は、経営学及び経済学の先端的な研究論文についての輪読・議論、学生による研究発表、ゲストスピーカーによる講義などを行います。
    • 論文については、学生の興味に基づいて、私がその分野の先端的な論文を数本指定し、履修者は事前にその論文を読み込むことが求められます。
    • 実社会への応用を重視するために、ゲストスピーカーを積極的にお招きします。
    • ネットワーク構築を重視するため、飲み会を含めた交流会の場を大事にします。
  •  プロジェクト研究論文(PP)に求めるもの
    • 修士論文では、本ゼミで扱うテーマの延長線で研究を行っても良いですし、先行研究から得られた知見を用いたケース分析を行っても構いません。何らかの形で、学術的な理論を活用することが求められます。
  • ゼミの メンバー構成についての方針
    • ダイバーシティを重視します。
    • 以下のどれかの条件を満たす学生が本ゼミに向いていると考えています。
      1. 科学技術を活用したビジネスに興味がある
      2. ベンチャー企業を含めた新事業創造に関心がある
      3. 経営学・経済学の先端的な理論を自分のビジネスに活用することに興味がある
    • 海外との交流も多いため、ゼミの活動ではある程度の英語力が求められます。ただし、入ゼミ時点での英語力よりも、英語力を伸ばしたいという熱意を重視します。
    • 統計分析を活用している論文を多く扱います。学生のニーズに応じて、不明な点は解説します。
  • 連絡方法
    • kanetaka-sec@kanetaka-maki.org (秘書のアドレス)まで、ご連絡ください。第一ラウンドで本申請をした段階で、できるだけ早くメールを送付してください。希望者数によって、その後の対応を考え連絡します。
  •  面接等の際に用意するもの
    • ゼミへの志望理由を説明できるように準備しておいて下さい。
  • 面接のアポイントの取り方
    • 以下の候補の時間帯について、第一希望から第三希望までを選び、 kanetaka-sec@kanetaka-maki.org (秘書のアドレス)までご連絡下さい。
      • 10月16日 (月) 19:00-22:00
      • 10月18日 (水) 19:00-22:00
      • 10月19日 (木) 19:00-22:00
      • 10月24日 (火) 19:00-22:00
      • 10月25日 (水) 19:00-22:00
      • 10月26日 (木) 19:00-22:00
      • 10月27日 (金) 19:00-22:00
  • その他
    • 2018 年度開始の新しいゼミなので、テーマ、運営方法など、きわめてフレキシブルです。本ゼミにいらっしゃる方は、第1期生となります。どんなゼミでも第1期生であることのアドバンテージはとても大きいと思います。卒業してからもご一緒できるような濃密なネットワークが得られると思います。参加者が主体的にゼミを作り上げることを希望します。
    • 学生との交流をとても重視します。 飲み会も積極的にやりたいし、合宿も盛り上がる場としたいです。
    • 皆さんのキャリアにとって、WBSでの2年間が人生の転換点だったと言えるように、そしてその中核はゼミだった、と言ってもらえるような場にしたいと思いますし、そのための努力は惜しみません。